晩冬から初夏へ 比良山系・分割全縦走(全6回)

昨年末に偶然ダイヤモンドトレイル(二上山~金剛山~岩湧山)の分割全縦走をしたら意外に面白かったので、六甲山に続いて比良山系を分割全縦走しました。流石にここは山深く、労多く実りも多い充実の山歩きとなりました。

① 3月7日 残雪の釈迦岳から堂満岳
 JR北小松駅→ヤケ山→ヤケオ山→釈迦岳→堂満岳→JR比良駅
 どの程度雪が残っているか心配しながら、まずは比良山系で一番歩きなれたコースへ。標高が700mを超える辺りから雪が現れました。

ヤケオ山付近から 蛇谷ヶ峰と右遠く白いのは福井県境の山々かな?
ヤケオ山から釈迦岳への稜線 南斜面(左側)はもう殆ど雪は残っていません
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遙かな北の山・トムラウシ

ニペソツと並ぶワンゲル思い出の山と言えば、やはりトムラウシでしょう。
1年(18歳)の夏合宿で登り、35歳の時ムリヤリ長期休暇を取って登り、62歳でサラリーマン引退してからも何度か登りあるいは間近の山から飽かず眺めました。故郷の山・立山連峰とこのトムラウシが、いわば心の山でした。
古希を過ぎて、もうどうやら訪れることは出来そうもない感じなので、その写真をまとめてみました。

20年9月 大雪山・旭岳山頂から
少し霞んではいたけれど「快晴の秋空に屹と立っているトムラウシを見た」という日本百名山の記述そのものの姿でした。
21年6月 オプタテシケ山頂から
どうでもいい話だけど、この数日後に300名山踏破中の田中陽樹さんがここを縦走したようで、ニアミスでした。
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ミニ同窓会2024@神戸三宮

日 時 2024年1月30日 18:00~21:20
場 所 三宮 朔(畑さんお薦めの隠れ家的飲み屋さん)
参加者 芦田、畑、山本晃、佐野(報告)

佐野から晃さんへの電話が切掛になって、ちょうど大阪出張中の芦田さんも加わり、思いがけなくも三宮ミニ同窓会を開くことができました。
佐野が、芦田さん畑さんに会うのはニペ同窓会箕面2019以来、晃さんとはミニ同窓会大阪2015以来です。
今も世のため人のためにフルタイムで働いている芦田さん(本人曰く、ボランティアみたいなもの)、まだ家のローンが残って働くしかないと言いながらも実は色々隠し財産があって安泰の晃さん、介護の中休みでほっと一息の畑さん、寄る年波に焦りながら一所懸命に遊んでいる佐野、と事情はそれぞれでも幸い皆さん元気に活躍中。
髪の毛がドンドン減る二人とドンドン白くなる二人、この歳になると盛り上がるお酒の話題はやっぱり病気のことでした。ワーワー騒いでいる内に神戸の夜はふけ、再会を約してお開きとなりました。

皆さん老けたと言えば老けた変わらないと言えば変わらない、微妙やネエ


黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳&仙丈ヶ岳

行程 2023年10月1日~3日  メンバー 佐野(ソロ) 
10月1日 小淵沢→尾白川登山口⇒七丈小屋
10月2日 七丈小屋⇒甲斐駒ヶ岳⇒北沢峠⇒馬の背ヒュッテ
10月3日 馬の背ヒュッテ⇒仙丈ヶ岳⇒北沢峠→仙流荘→高遠

昨年11月と今年4月に甲州側から甲斐駒ヶ岳を眺める機会があり、釜無川の谷を隔てて2000m以上の高度差で一気に立ち上がるその姿には圧倒される思いでした。もう一度、今度は甲州側の黒戸尾根を登りたいなあと思っていた矢先、半田さんが44年前の山行記録をこのHPにアップしてくれ、背中を押される思いで行ってきました。

左は昨年11月小淵沢近くの甲州街道から、右は今年4月JR日野春駅近くからの甲斐駒です。
初日は生憎の雨模様。霧の森は風情がありますが、黒戸尾根上部には難所も多く苦労しました。
黒戸尾根の有名な宝剣と富士、鳳凰三山。信仰の山を感じさせる遺跡・遺物は多い。
右は甲斐駒山頂で周囲の山名を教えてあげて親しくなった若い衆。そういうことは時々あるけど、写真を一緒に撮りましょうはさすがに少ない。大体こういう時は「おとーさん」と呼ばれる。
仙丈を眺めながら北沢峠へ。前を歩いているのは先ほどの若い衆
北沢峠はまるで観光地のバス停。44年前に行ったときは深い森の中だった様に記憶するけど。
仙丈ヶ岳山頂近くから。赤い草紅葉はここだけでした
日本1,2,3位の富士山、北岳、間ノ岳が揃い踏み

2、3日目は好天に恵まれ、中腹以上は紅葉も進んでいて、楽しく充実した山歩きでした。黒戸尾根の難所をテントの入った重いザックで登るの相当難儀な感じだったので、小屋泊にして良かったです。
これで南アルプスの3000m峰or百名山の11座は還暦以降に登り直したことになり、また一つ思い残すことが減りました。

ニペソツ山を巡って

昭和47年の1P夏合宿ルートは
十勝岳温泉=十勝岳=トムラウシ=忠別避難小屋(休養日)=白雲小屋(デポ取り)=沼ノ原=ニペの耳=ニペソツ=幌加付近=糠平温泉
ずっとお天気が悪くてほとんど何も見えない日々でした。
7年前にリタイアして以来、何度かに分けてこのルートをたどってみました。勿論ブッシュ区間(ニペの耳=天狗平、ニペソツ以南)を除いて。
その時に撮りためたニペソツの写真をまとめました。こういう視点で整理したのは初めてで新鮮でした。

21年6月十勝岳山頂から。合宿ではガスで何も見えず。でもいきなりこんな景色が見えたらニペソツまでの余りの遠さに絶望しただろうから、かえって良かったかも。
18年7月ヒサゴ沼越しに。奥大雪の象徴のような場所ですね。
16年8月五色ヶ原から。
21年7月ニペの耳から。この尾根を18歳の時に歩いたのかと思うと感無量でした。今は踏み跡もありません。
20年7月天狗平から。
20年7月ニペソツ山頂から南側を望む。ここも踏み跡は見当たりません。この尾根を通って幌加へ降りたはずだけどほとんど何も覚えていません。
22年11月糠平ダムから。ニペソツ~石狩の山並。

冬の道東=タンチョウ・摩周湖・流氷


冬の道東ー内地では考えられないような厳しく美しい景色がいっぱいです。2023年2月厳冬の北海道はこれで最後かなと思いつつ、ドライブとスノーハイキングを楽しんできました。

1.タンチョウ

タンチョウが空を舞う姿は実に優美で、昨年初めて見て一目惚れしました。鶴居村の伊藤サンクチュアリや鶴見台で寒さに耐えてじっと待っていると、(多分)見ることが出来ます。

2.冬の摩周湖

摩周湖畔のスノートレッキングです。無雪期は笹藪で全く歩けない場所ですが、冬は人気のルートです。今年の湖面はまだ全く凍結していませんでした。全面結氷する年もあるそうです。

3.流氷の海岸

能取岬付近の海岸です。流氷の海と氷瀑の続く海食崖の間を歩きます。今回はお天気も流氷の状態もよくて、サイコーでした。ただ、気候変動の影響で流氷の着岸期間は年々短くなっているとか。近い将来見られなくなるかもしれません。恐ろしい事です。

4.とほ宿・あら鷲

これまで何度も御世話になった「あら鷲」。オーナーがもう歳だからとこの春で閉鎖に。流氷の網走湾に日が昇る様子を暖かい食堂から眺められる最高の宿でした。ありがとうございました。

プチ同窓会2022@岡山児島

実施日 2022年4月24日
場所  せとうち児島ホテル
参加者 高橋,森,佐野(報告)

石鎚山と瓶ヶ森へ登るときに高橋さんに声をかけたら、森さんを誘ってプチ同期会を開いてくれました。ほぼ40年ぶりに会った森さんは変わらず男の中の男でした。 高橋さんが子供の頃からの山歩きの写真を2冊のアルバムに整理したものを見せてもらい、森さんと二人で感心してました。

まだコロナ禍の真っ最中だったのでマスクは必携
ほぼ40年ぶりに再会の二人
抜群の眺めなんだけど、残念ながら悪天だった

二ぺ同窓会 大阪2015

日時:2015年10月23日 場所:大阪/梅田

参加者:畑,芦田,山本(晃),森田,佐野(報告)

にぎやかに神戸に帰ってきた畑さんの歓迎会をしました。「もうこれで最後かもしれないから、年に1回ぐらいは同窓会をやろう」という声に皆大賛成でした。